本来の目的

法令集の線引き、そろそろ始める人も多いと思いますが、
手元にある資料を見ながら右から左へ写す、という作業を行なうのはあまりお勧めしません。

できれば、
実際の法規の問題を解きながら、
なるほど、この問題はこう解くからこの部分の線引きが役立つんだ。
とか、
この問題を解くにはこの数値が必要だな。
など、実際に問題とリンクさせながら引くと、単なる作業ではなく、それが勉強になります。


それと、
多くの問題において、基準法と施行令の両方を見て問題を解くことになりますが
その場合の線引きも、問題を解きながらだと、
基準法(斜線関係)→施行令(斜線関係)
と引くことになりますが、
単に写す作業だと、まずは基準法からになりますので、
基準法(斜線関係→容積率関係→用途地域) 
次に、施行令(斜線関係→容積率関係→用途地域)
となり、基準法と施行令がリンクされません。


法規に関してもう1つ

法令集は、数値などを確認する為に使用するのがベターと言えます。
例えば、高さ制限の問題にはどのような決まりがあって、どのような緩和規定があるのかは
概ね知っておいた上で、問題を解くようにします。

問題を解くとき初めて
高さ制限には、道路斜線や隣地斜線があるのか、などを法令集で確認しているようでは
本試験では時間が足りませんし、間違えやすいところに引っかかってしまします。

例えば、基準法第56条第1号第一項においては、
当該部分から前面道路の反対側の境界線までの水平距離に、同表(に)欄に掲げる数値を乗じて得たもの。
この部分に線を引く必要はありません。
ここは問題を解く前から知っておいてほしい部分です。
チェックするのは、別表において必要となる数値。
いや、ここもいくつか問題を解けば、マーキングなしで見られるようになるでしょう。

目指すべきところは、 
この問題は高さ制限の問題だな。と思った時に、いかに速く別表第3を開けるか。
ここが重要です。


用途地域の問題も同じ
第48条には、○○地域においては、別表第2(○)項に掲げる建築物は、建築してはならない。
と書かれていますが、この48条に線引きを行なう必要はありません。
この問題を解く場合は、始めから別表第2を開けることができるようになっておきたいです。


法令集は、上手に活用したいのですが、
短時間で解くには、なるべく引かないようにする。
というのが、法規を解く上でのポイントと言えそうです。





kanna 
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タイムリーな話題だったので、

思わず書き込んでしまいました。

ちょうど高さ制限の勉強をしています。
使用しているテキストが、まず問題を解いて理解してから線引きしてくださいという方針なので、素直にその通りに・・・

別表3は確認していますが、あとは何も見ずに解説付きの問題を解き、今は過去問に挑んでました。

高さ制限って、いろいろ考えることがあり、面白いです。
どっからでもかかってこい!と思いながら新しい問題に挑んでも何かしらに引っかかっています(汗;)

線引きは、学科クラブの頃も今も解きながらやっています。
お伺いした時に見せてもらった資格学校の線引き本を見ながらだと簡単そうで、効率悪いことしてるかな〜。
もう葉書出しちゃおうかな・・・と、弱気になっていましたが、先生のお墨付きな今のやり方で頑張ります(*^^*)

一級の学科クラブもあったらいいのにな。(心の声)

その引っかかった部分、今は線を引いていますよね。
次から同じところで引っかかることはないと思います。

でも、先に資料を見ながらその部分に線を引いておいた場合、
おそらく引っかかっていたと思いますよ。

自分なりに咀嚼して線を引くのと、単に線を引く作業をするのとでは
このあたりで違いが出てきます。

手段の選択には、本来の目的を考えることがとても重要ということです。(^^)


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さいたん学科クラブ

Author:さいたん学科クラブ
学科試験を独学で挑戦する人達が集まったクラブです。
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